転医制度

転居などで通院できなくなった時の治療の継続はどうでしょうか。 海外の場合は?安心して治療の継続ができる転医制度があります。転居・転勤や患者さんの進学などで、やむを得ず転医を考えなくてはならない場合もあります。そういった場合、患者さんにとっては、慣れない土地で新しい矯正歯科医を探し、問題なく治療を続けられるだろうか、また、これまでやってきた治療や費用がムダになったりしないだろうか、といった不安が出てくると思います。矯正歯科専門開業医をお勧めする理由の一つに、この転医・治療の引き継ぎの問題があります。

矯正歯科専門開業医の全国的なネットワーク組織で転居が決まった患者さんには、会員の中から場所や治療方法など、その方に最も適した矯正歯科医をご紹介することができます。転医の際に大切なのは、料金の精算と、次の矯正歯科医への資料の引き継ぎです。矯正歯科治療の進行状況を確認して料金を精算してもらうと同時に、次の矯正歯科医がスムーズに治療を継続できるように、レントゲンや口の写真、歯の模型といった資料をまとめて送ってもらう必要があるでしょう。転移の際に必要な治療経過や次の矯正歯科医への依頼事項を記したものを用意してスムーズに引き継ぎを行えるシステムがいいです。転勤先が海外という場合、赴任先に近い矯正歯科医を世界の矯正歯科医の名簿で調べ、英文のトランスファー・フォームで引き継ぎする事もできます。海外の場合は国によって矯正歯科のレベルが異なり、欧米以外の国の中には、矯正歯科の分野が全く進んでいない国も少なくありません。

日本の矯正歯科のレベルは世界でもトップクラスですから、海外で治療を継続するかどうかは、相手国の事情をよく調べることが先になります。そしてレベルに不安がある場合は、例えば、赴任期間中は保定装置をつけて状態をキープするだけにとどめ、休暇などで日本に帰った時に観察を続け、帰国後治療を再開するという方法もとられています。