読まれることを意識する/山場の設け方

人生においては、様々な人たちとの出会いがあると思います。どういった人々と出会ったかによって、人生の節目節目が決定づけられることがあったかもしれません。
読んでくれる相手のことを意識するのも大事です。例えば日記というジャンルは、ほとんどの場合において書く側がそのまま読む人間になることが多いです。誰の目にもふれることがないという大前提があるため、書いてはならない、残してはならないようなことでも平気で書くことができます。あるいは、ストレスを文に叩きつけることで自狐が癒やされるというような効用もあるかもしれません。
ただそれは日記というような完全にプライベートの文章上でのみいえることで、自分史のせいで周りに迷惑をかけたりするような可能性は排除せねばなりません。
自分史にせよ、他の題目にせよ、原稿を業者に渡した瞬間に、その内容は読み手のものになるはずです。自費出版をおこなう以上、少しでもたくさんの人に読んで欲しいと思うことになるでしょう。そのため、誰にとってもわかりやすい内容を構えるべきと思われます。つまり、自分史を立ち上げるのであれば、読み手の存在があることを念頭に置いていなければならないといえそうです。そして、前述の5W1Hを明確にしておかないと、自分にしか理解できない文が出来上がってしまうことでしょう。その時の状況を思い出しているのは自分なので、あれはわかっているから書かなくても良い、これは有名だし記述を意識しなくていいなどと、ひとりよがりな内容になってしまう可能性は多々あります。